『飲食店繁盛店作りと失敗からの脱出』〜破産人〜第6回
なぜ、アルカトラズの大成功が破綻への一歩だったのか……。
これから、説明していこう。
大抵の飲食業の社長は、自立はしても、1店舗目の売上がなかなか 伸びずに苦労したり、銀行からお金を借りられず、2店舗、3店舗目を作る 資金がなかったりと、会社が小さく、店舗が少ない時に苦労することが多い。現に、APカンパニーの米山社長(http://ameblo.jp/yoneblo/)も、創業当時は資金繰りは大変だったと聞いている。
銀行との取引実績も低い為に、ノンバンク系などの銀行より金利の高いところを使って、出店もしていたようだ。
また、ダイヤモンドダイニングの松村社長も5店舗目位までは、資金調達はかなり苦労していた。3店舗目の『迷宮の国のアリス』を出店する 時には、(http://www.diamond-dining.com/alice/)資金調達の方法についての相談も受けた。
銀行からの借り入れができないが、どうしても出店したいという。
そこで、リース会社を使って、出店する方法を提案した。
これが見事にはまり、『迷宮の国アリス』は大ヒット。
その後、ダイヤモンドダイニ ングの快進撃は始まった。こんなふうに、5店舗位までは、どこの社長も資金調達には相当の 苦労をしているのだ。
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